#第二章





来年こそあの子と同じクラスになりたい。


私は毎日のようにいるはずのないと信じていた神サマにでさえ祈った。


あの子を知りたいと強く思った。


他のみんなと同じように私も彼女に魅せられていた。


彼女の目には何が映っていて、どう受けとめているのか知りたかった。


それを知ることができても、私は彼女みたいにはなれないのに。